センター事業

岡山県聴覚障害者センターの主な事業を紹介します。

[1]手話通訳者養成事業

手話で特定の聴覚障害者と日常会話が可能な者に、身体障害者福祉の概要や手話通訳の役割・責務、手話通訳に必要な語彙や手話通訳表現技術等の指導を行うことにより、手話通訳者を養成し、聴覚障害者等の福祉の増進を図ります。

[2]手話通訳士養成研修事業

裁判員制度の発足、政見放送への手話通訳導入の拡大などにより、手話通訳者により高い専門性を持った人材の確保が求められており、登録手話通訳者を対象とした研修を行い手話通訳士を養成するとともに手話通訳士を対象とした現任研修を実施します。

[3]要約筆記者養成事業

聴覚障害者の福祉に理解と熱意を有する者に対して、手話取得の困難な中途失聴者、難聴者のコミュニケーションの手段としての要約筆記の指導を行うことにより、高い専門性をもった要約筆記者の養成を行います。

[4]手話通訳者設置事業

身体障害者の福祉に理解と熱意を有する手話通訳者を設置し、聴覚障害者及び音声又は言語機能障害者(以下「聴覚障害者等」という)の家庭生活及び社会生活におけるコミュニケーションの円滑化を推進し、聴覚障害者等の福祉の増進を図ります。

[5]意思疎通支援派遣連絡調整事業(連絡調整)

意思疎通支援を行う者の派遣に係る市町村相互間の連絡調整等広域的な対応を行い、聴覚障害者の福祉増進を図ります。

[6]意思疎通支援派遣連絡調整事業(派遣)

専門性の高い意思疎通支援を行う者の派遣を行い、聴覚障害者の福祉の増進を図ります。

[7]自立支援拠点活動支援事業

難聴者、ろうあ者等の聴覚障害者の福祉増進並びに自立支援を行う拠点として設置されている聴覚障害者センターが中心となって、各種講習会等の事業を行い、生活文化の向上、社会参加の促進を図ります。

[8]手話入り映像ライブラリー等貸出事業

映像等に手話、字幕を挿入したビデオ(DVD)の貸出を行うことにより、聴覚障害者に対する情報提供をします。

[9]聴覚障害者コミュニケーション機器貸出事業

コミュニケーションの困難な聴覚障害者の自立自助努力を助長するため、地域における各種大会行事等に聴覚障害者コミュニケーション機器を貸し出すことにより、聴覚障害者に対する理解と地域ボランティアの拡充を図り、聴覚障害者の福祉の増進を図ります。

[10]聴覚障害者関係地域ボランティア研修事業

手話・要約筆記に係る地域ボランティアの養成及び活動の活性化を進めるために、手話通訳者及び要約筆記者に対し研修を行い、聴覚障害者の福祉の増進を図ります。

[11]災害救援専門ボランティア研修事業

県が登録している災害救援専門ボランティア(手話通訳及び要約筆記者等の分野)に係る専門的な技術のレベルアップやボランティア意識の向上を図ります。

[12]聴覚障害者の相談業務

聴覚障害者及びその家族等の相談に応じ、必要な助言・情報提供・適切な専門機関への紹介等を行います。

[13]聴覚障害者用の自主制作映画の作成

聴覚障害者に対する情報提供に資するため、自主制作映画等を作成し、福祉の増進を図ります。

[14]その他聴覚障害者の福祉向上のための事業

その他聴覚障害者のニーズに応じた事業を行い、聴覚障害者等の福祉の増進を図ります。

  1. 広報活動の充実・・・広報紙「センターだより」の発行、ホームページの公開
  2. 手話通訳者派遣のコーディネート・・・各種団体からの要請
  3. お昼休みのミニ手話教室・・・きらめきプラザ内に勤務する各種団体職員を対象
  4. みんながきらめく手話の会・・・手話の講座を修了した人を対象
  5. しゅわの集い・・・登録手話奉仕員を対象
  6. 手話通訳者の集い・・・登録手話通訳者(登録後6年以内)を対象
  7. のびのびこどもひろば・・・聴覚障害児と聞こえる子どもとの交流
  8. 災害対策本部・・・災害発生時の情報収集、聴覚障害者の支援活動等の検討
  9. ろう高齢者交流会
  10. 中期目標の評価と見直し
  11. 学校教育との連携・・・聴覚障害者に対する理解を深めるための体験学習
  12. 関係機関や地域社会との連携・・・相互連携活動の促進、文化講演会などの開催
  13. 聴覚障害者生活応援グッズの貸出
  14. 岡山県青少年総合相談センター事例研修会
  15. 全国聴覚障害者情報提供施設協議会関係事業への協力
  16. 研修会への参加
  17. 指定管理者運営委員会の開催
  18. 遠隔手話サービス等の推進
  19. 電話リレーサービスの推進